こんにちは 売れない新規開拓営業マン支援ブログ「営業大学」 管理人 です
商談概要
【顧客情報】 建築材料卸売り販売 社員数 約6名
【勝因】
・私のブログ(当ブログではありません)経由でのご連絡→よく読まれていたおかげで価格面やコンセプトなど話がスムーズに進んだこと
【時系列での受注まで経緯】
① 協業の工事屋さんと同行して某所で商談しているとき、ブログ経由でのメール着信あり
② 商談後、メールを見るとそこからわずか5分の会社からの初メールであることが判明 → 連絡して「これから5分ほどで伺えますけど」とアポ
③ 「最速ともいえる対応」に先方は驚きながらも「ではお待ちしております」、現地到着。同様の案件であれば協力できますから、と協業の工事屋さんも一緒に来てくれた
④ 会社に入るやいなや「あれ、あなたは!?」 → 工事屋さんとここの会社の社長はちょっとした知り合いであった
⑤ 最初の1時間弱は懐かしい話など → その後依頼の話に
⑥ 帰ってすぐ見積をメールにて提出→1週間ほどで先方から受注を知らせる連絡あり
【競合情報 競合なし】
【決裁者 社長】
すごい偶然!
・久しぶりのブログ経由問い合わせメール受信
・受信時に居たのはその会社からわずか5分のところ
・協業者がいる珍しいタイミングであったが、その協業者と先方の社長が知り合いだった
問い合わせが一日いや数時間でもズレてたら、協業者は居ませんからまったくの丸腰状態のまま行くことになり、結果はまったく違うものになっていた可能性は十分にあります。
地方都市でビジネスを長年やっている人は、こうした人のつながり、ご縁のようなものを感じるシーンも多いのではないでしょうか。
これもまさにそういうパターンですが、タイミングが少しでもズレていたらそのご縁にすら気づかないという点でレアものかもしれませんね。
運も実力のうち?
一言で言うなら「運が良かった」これに尽きるのですが、運も大事です。
しかしこの「運も実力のうち」というものはなかなか深く、
「運がいい=実力」なのではなくて、「運を呼び込む=実力」 なんですね。
言い換えてみれば
「彼は運がいいからトップ営業マン」なのではなくて「彼はトップ営業マンだから運がいい」のです。
考えてもみてほしいのですが、営業始めたばかりの新人が商品知識も顧客もない中、その「運」だけで、何年もトップ営業マンでいられるはずなどありません。
一方で着実にステップアップしてきた実力派の営業マンは、どこからともなく見込み客を見つけてきてしっかり成約に結び付けることが出来ます。
後者は一見「運がいい」ように見えますが、実力と経験でそういう動きが自然と出来ているからこそなせるワザなのです。
「運がよかった」「ご縁を感じる」案件は確実にモノにする
営業として、出会う人、訪れるチャンス、に「運の流れ」や「ご縁」を感じるシーンは多いと思います。
そのように思える出会いや案件は確実にモノにしましょう。
神様がしっかりお膳立てしたようなシチュエーションなのに、「遅刻」「約束を忘れる」「不適切な言動」などあなたの不注意でそれをダメにしてしまうなど、単にもったいないだけでなく、その後の営業活動にも影を落とすものにもなりかねません。
その日を境に急に売れなくなった、とか・・・ですね。
私自身、運命論者でも何でもありませんが、スポーツなど勝負ごとや本気で取り組むプロジェクト・仕事などには必ず「流れ」というものが付きまとう、と考えます。
昔は野球解説者もそのようなことは言いませんでしたが、最近では「ファインプレーでいい流れが来ている」とか「ミスで悪い流れにならなければいいのですが」みたいな解説をよく聞くようになりました。
お膳立てされたような「チャンス」を取り逃すことはいわば「ミス」で「エラー」です。先の「流れ」の話でいえばこれによって「悪い流れ」が来てもおかしくありません。
もし事実としてすでに「逃した」のであれば取り返しがつきませんから、野球でエラーがあったときの内野手のように「笑顔」で「プラス言葉を声に出して」自分の潜在意識に「悪い自己イメージ」が落ちていかないようにするしかありません。
ご縁を感じる案件は受注確率の高い「イージーな案件」ととらえるのはやめましょう。このときこそ一生懸命に取り組んで確実かつ感動を与えられるくらいの対応を心がけるべきです。
【まとめ】
決して大きい金額ではありませんでしたが、この案件、確実に受注することが出来ました。
久々のブログ経由メールを受信した場所がその会社の近くで、たまたま同席してた人がそこの社長と知り合い、という偶然です。
先にも書きましたが、本当に1時間でもズレていたら協業者とも普通に別れてそれぞれの持ち場に移動するところでした!
運を引き寄せているな、と感じる時期でしたが、忙しいなかでも一生懸命対応しました・・・というかむしろ対応しなくてはならない、と義務感すら感じた案件でありました!