「NTT代理店の〇〇社ですが・・」
「フレッツ光を契約の皆様にお得なお知らせが・・」
会社で仕事していると
凄い勢いで電話かかってきませんか?
光回線やプロバイダってそういえばよく聞くけど
結局のところ、一体何なのか?
この機会に知っておこう
そんな社長さんのために超やさしく記事にしました。
よく聞く 光、プロバイダ、・・一体何なの?
まず「光」と「プロバイダ」について、超わかりやすく解説します。
よく皆さんも街中で見かけたことがあるでしょう?
「NTT工事中」などと書かれて、交通整理員がいて
作業員が電柱作業をしているところを。
あれ実は、インターネットに使う「光ケーブル」を
電柱から宅内に引き込んでいるところなんです。
でもそれだけじゃ単なる「線」だし
NTTが持ってくる(送ってくる)ルータ装置も
単なる「機械」です。そのままではネットはつながりません。
そこで必要なのが「プロバイダ」=接続業者。
プロバイダに申し込みをすることで
貴方の接続を示す「ID」と「パスワード」が発行され
それを装置=ルータに設定・入力 → ようやくネット開通となるのです。
・・・と、コレ 一見当たり前の知識のようですが
NTTに回線申し込みをして工事日が確定 → その日にネットが繫がるもの
と、思っている人が意外に多いんですね。。
請求書はあるけど正直よくわからない・・
このように、NTTへの申し込み後、インターネットのための光回線が
引き込まれて(同時にひかり電話申し込みもして)、
別途プロバイダ契約をし、無事ネットが繫がりました。
しかし、請求書に書いてあることがよくわからない。
一体、何が書いてあるのか・・・??
という人も多いはず。
以下の図式が頭に入っていると
それぞれの項目がわかりやすくなります。

NTT東日本/西日本から光回線の請求が来て、同じような請求書が
NTTコミュニケーションズ(=プロバイダのOCN)からも来る、
よくあるパターンです。
NTT東日本/西日本からの請求書(NTTファイナンス)の
見本はリンク先 ↓ にあります。参考にしてください。
NTT東日本・NTT西日本ご利用分 | ビリングサービス | NTTファイナンス株式会社 (ntt-finance.co.jp)
じゃあ「コラボ光」って何?
「コラボ」という呼び名は業界用語かも知れません。
通常ユーザーの皆さんは
「〇〇光」「××ひかり」という個別の呼び名を連想するでしょう。
コラボとはまさにそれ、です。
「コラボ」を図解で示しました。先述の「NTT+プロバイダ」の図解と
比べてみてください。

「コラボ光」と純正NTTのフレッツ光との違いは
コラボ側(例えばOCNやぷらら、BIGLOBEなどのプロバイダ勢をはじめとした各社)が
NTT東日本/西日本から卸してもらった回線使用料に
独自サービスを付加し、低価格でユーザーに提供&一括請求するもの、です。
コラボ光・フレッツ光 どっちがいいの?
結論からすれば
個人宅 = コラボ光
法人 = フレッツ光
がベストです。
コラボ光は例えば
ドコモ光なら家族のドコモスマホ料金が安くなる、
とか
ぷらら光ならひかりTVが見られる
などの個人宅のニーズを考慮した付加サービスが充実しており、また
フレッツ光より月額が安く設定されているため
やはりおトクです。
一方の法人では
障害時(ネット不通・遅延・ビジネスホン起因かどうか?など)や
契約変更時(引っ越し、回線や番号追加など)
の際にコラボ光では、どうしても対応が遅くなる
のでフレッツ光をお勧めします。
(またコラボとの価格差も法人では問題にならない程度であることも理由の一つです)
ちなみにコラボ契約の場合、
NTTのレンタルルータを使っていて
開通番号(CAF・・・という番号が工事者による手書きで書いてあったりする)
をしっかり把握していたとしても
NTTに連絡すると
「ウチの回線ではありません」と
バッサリ切り捨てられます。
「ずっとNTTと取引していたと思っていたのに!」
・・・コラボ光でよくあるパターンですね。
何かあったとき(=変更・引っ越し・障害等)に備えて
コラボ業者とその連絡先はしっかり把握しておく必要があります。
コラボ光・・・どのコラボ業者がいい?
コラボ光の業者はあまりに多くて
とても最適解と呼べるものはありません。
「光コラボレーションモデル事業者様」及び「お取り扱いサービス」一覧 | 光コラボレーションモデル | NTT東日本 (flets.com)
その中でも、敢えて選ぶなら
まとめ
コラボ光のおすすめ記事は、他サイトに任せるとして
ここでは、光回線やプロバイダ、コラボ光など
最近よく話題になるが、そもそもよく仕組みを
わかっていないという社長さん向けに
分かりやすく解説したつもりです。
なお、当記事では「ひかり電話」の類はあえてスルーしましたが
こちらは別記事で、わかりやすく解説する予定です。