営業職の「可能性」
若いうちは何に対しても「未経験」ですから
何かしら将来のためにスキルを身に着けたいと思うことでしょう。
スキルを身に着ける
というのは、捉え方を変えれば
「食べていくのに困らない状態をつくる」
とも言えます。
各種資格、各種免許などがあれば
企業などからの一定のニーズはありそうです。
しかし「食べていくのに困らない」では後ろ向きすぎませんか。
今の平和な日本ではおそらく食べていくのに困ることは
そうそう無さそうです。
「営業スキル」は
もちろん「食べていくための」スキルでもありますが
一歩進んで「成功するための」スキルともなり得ます。
「級」も「段」もありませんが、
一般に人が欲するのは「額に入れる資格証」よりも
「実利」ですよね。
頑張れば大きな「実利」を手に入れられる「営業職」、
未経験だろうと取り組むべきです!
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30歳超えて「ノースキル」だった私・・
若い頃、「もっと勉強すればよかった!」とはよく聞く話です。
私の経験からすれば、フラフラした10代~20代に「積み重ね」を怠り
何も残っていない!と感じた30歳のとき
本当にそう感じました 涙
30歳過ぎて何を思ったか「資格をとろう」と
社労士を目指して勉強しましたが
なかなか参考書の内容がアタマに入ってこないことに愕然。
結局、「厚生年金」の項目で足切りに合い
敢え無く沈没。
今からの蓄積は無理!と
30代前半から「営業」を志しました!
・・つまり、エラそうに語るわりには「仕方なく」
営業をセレクトしたとも言えますね
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口下手・話が苦手でもOK??
結論からすれば口下手でも話が苦手でも全然OK。
そうした人は逆に商品知識が豊富だったり
顧客に対して誠実だったり
いい面も持ち合わせていることが多い(経験からはそう思えます)。
今の時代、顧客は売り込まれることを嫌いますから
雑なアプローチでガツガツ行くよりも、
程よく存在感を示したうえで
いざという時、正確な情報と適正なプラン・価格を
しっかり提示できる営業マンのほうがよっぽどいいですよ。
ですので、自分のコンプレックスを矯正するよりは
逆に自分の優位性を認識して全力を投入するべき
ですね。
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営業のこれから
人は購入プロセスにおいて
完全に合理的な選択は
これからも今後もしません。
その点はご安心ください 笑
まず
安くて、品質がよくて、ブランド品所持するような優越感に浸れて
コレクター気質をくすぐって、希少感があって
値上がり期待が出来て
ヴィンテージ感があって
ファミリー層にも高額所得者層にも
フリーターにも子供にもお年寄りにも
大人気!の商品は
ありません 笑
商品サービスそのものだけ取っても
これだけ多様性があるのに
人によっては
「嫌いなタレントがCMに出ているから」買わない
「最近、一般層に人気が定着しているから」買わない
「取引先とウマが合わないから」買わない
などと買い方・見え方(見せ方)で
買ったり買わなかったり。
法人向けで言えば、
説明や検証が必要な商品サービスは
専門の営業マンはこれからも必須でしょう。
納品の個数も、年間での発注量も
取引の将来性も考慮に入れれば
すべての顧客に同じ単価で売ることも
考えづらく、取りまとめて交渉する
人材としても営業マンもやはり必須です。
時に戦略として用いる
「損して得取れ」
がAIに理解できるとは思えません。
一言で言えば、「営業」とは答えのない経済活動です。
話はちょっと脱線しましたが、
要は
「営業」は永遠に不滅です!
ということです。
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