カラー複合機を導入するにあたって
注意すべき3つのポイントがあると
書きました。 ↓↓↓
【基本】失敗したくない!損したくない!カラー複合機導入徹底研究
その一つ目の要素「安さ」追及において
用紙を収容する給紙の段数を減らすことで
数万円ほど安くなる場合があります。
太古の昔からコピー機複合機の
給紙の段数は「4段」と相場が決まってました。
よく使うA4、A3、B4、B5 を収容するための
「4段」ですね。
でも最近「B4」や「B5」使いますか??
まったく使わない人も多いのではないでしょうか。
思考停止した営業マンは
今の構成が「4段」なら
あえて「2段」とか「3段」に減らす提案は
しないもの。
「何で?」って聞かれるし
メリットやデメリットをいちいち説明しなくちゃなりませんからね。
・・・なので私がお答えいたします
「複合機の給紙段数」2段や3段にするメリット
①金額が安くなる
→ 数万円安くなる場合も。ただしメーカーによります。
あんまり安くならないメーカーもあります、正直。。
②空いたスペースにコピー用紙やトナーを置いておける
→ 2段でも身長は変わらないので空いた空間にコピー用紙やら
トナー類をおいておけるメリットがあります
・・・ちょっとわかりづらいかも知れませんのでリンクを貼っておきます
キヤノン:iR-ADV C3700シリーズ|仕様(オプション) (canon.jp)
写真のままだと通常の「4段」。⑦を選べば身長は変わらず
口の空いたスペースに用紙やトナーを収容できる、というわけです。
逆にデメリット
①「裏紙」専用として収容する給紙トレイがない
→ ただし「節約」の意味で使う「裏紙」を収容するために、わざわざお金出して
「4段」にするのはナンセンス!
② 4段にA4/A4/A3/A3 というような入れ方をして、1段目の紙がなくなると自動的に2段目に切り替わる、といった設定が出来ない
→ 大量に印刷する会社では割と重宝がられますので注意が必要かも?
細かいことですが「合計3段」には出来ないメーカーも
売れ筋の機種において調べてみますと
先述のキヤノンは2段または4段
リコーは2段3段4段OK
シャープも2段3段4段OK
富士フィルムは2段または4段
コニカミノルタ2段3段4段
以上、国内シェアトップ5社はこんな感じ。
「手差し」もありますし・・・
手差しトレイもありますので
合計2段だとしても手差しでもう1パターンの用紙を
載せられます。
ただし極端に狭い事務所では
右や左に手差しトレイを伸ばすスペースがない
場合もありますのでご注意を。
まとめ
2段にしたほうがいい会社はこんな会社
・導入コストを少しでも抑えたい人
・A4とA3しか使わない人
・大量印刷をほとんどしない人
・コピー用紙やトナーを置くスペースが重宝するという人
・A4A3以外の用紙は手差しトレイ使えばいいと考える人