新潟市近郊にお住いでない御社はこちらの記事を参考にしてください・・
カラー複合機 導入で重視すべき3つの視点
カラー複合機を導入するぞ! という場合 重視すべきはズバリ・・
①安さ
②性能の良さ
③メンテ体制
です。
この3つのバランスが取れたメーカー・業者を
セレクトするといいでしょう。
以下解説いたします。
①安さ
オフィス用のカラー複合機は決して安い買い物ではありません。
本体のリース月額にしても、保守のカウンタ料金にしても
「固定費」です。「安さ」にはこだわりたいところです。
【本体料金】
さて、安い!・・に越したことはありませんが
その前に、複合機自体に「ランク」があることを
覚えておいてください。
つまり自動車に例えるなら 軽自動車~大衆車~高級車
のように複合機にもランクがあるんですね。
オフィスの人数、使用枚数などによって
低速のエントリー機だったり
高速の高級機だったりと
適正な機種がありますので
まずは適正なランクをセレクトすること。
そのうえで、どの程度の金額で入手できるのか
見積を取ることをお勧めします。
つまり最終的には
「適正な機種」をどれだけ安く導入・運用できるか
・・これが導入目安の一つ目となります。
「ウチは凄くいっぱいコピーやプリントするから」
という人によくよく聞くと
「月に400枚ほど」だったりします。
この方からすれば
「ウチは高速機かなぁ(いっぱい刷るから)」
なのでしょうけど
月400枚程度なら一般的にはエントリー機ランクで大丈夫です。
安くする方法の具体例も↓
【〇万円安くなる?】カラー複合機 給紙の段数を減らすのも手
【保守料金=カウンタ料金】
またカラー複合機には一般に「保守契約」が必要です。
ほとんどの業者で「トナー・保守込み」の
「カウンタ料金」契約が用意されており
使用量×設定された単価、に応じた請求がなされます。
ブラック〇円 カラー〇円 と単価設定される
「カウンタ料金」ももちろん安いに越したことはありませんが
月に何千枚も使う事務所と月に数十枚の小事務所では
単価に違いが出るのはやむを得ません。
いずれにしましても
大事なポイントとしては
適正なランクの機種と適正な保守料金(カウンタ料金)
を提示してもらうため
だいたいの使用量目安を業者さんに伝えること
ですね。
②性能の良さ
性能の良さ、とは例えば
・画像の良さ
・コピーやプリントのスピード
・PCとの連携
あたりです。
→ 画像の良さ
今どきはどのメーカーも綺麗な画像です。
一般のビジネス用途ではメーカー間の差異を気にする必要はほぼありません。
ただしMacユーザーやAdobeユーザーは
Macからの出力が出来ない機種や
AdobeのPS搭載の有無
といった点は注意が必要です。
業者さんにはあらかじめ伝えておいたほうがいいでしょう。
→ PC連携
これは主に「スキャン」周辺のこと。
A スキャンした画像のファイル形式
B クラウドへのスキャン
C いろいろなアプリ連携
D スマホとの親和性
あたりでメーカー間に多少の違いがあります。
例えば
Aにおいては
スキャンした画像を従来のPDFやJPGといった形式のほか
ワードやパワーポイント、エクセルに直接変換する
といった機種も最近は多くなりました。
既存のひな形を利用したい(不動産業)
文献を参照・抜粋するのに便利(学校・士業など)
といった使い方が出来そうです。
C いろいろなアプリ連携
リコー・・・建築業の施工管理アプリ「アンドパッド」との連携
シャープ・・・液晶画面で出退勤認証 「King of Time」連携
富士フィルム・・・サイボウズ社の「Kintone」連携
複合機でスキャンしたものを特定の連携アプリ上に直接送信
というのが基本的な路線です。
上記、リコー、富士フィルムはまさにその通りなんですが
シャープの勤怠管理連携は「スキャン」が関係なく
液晶パネル自体を活用するという面白い発想ですね。
③メンテ体制
「メンテ体制」は業者間でもっとも差が大きい部分かも知れません。
メンテ体制という観点のみで業者セレクトの要点を話すなら
地域 と 親身さ
です
地域に関しては
貴方の会社が(失礼ですが)ド田舎だった場合
メーカーによっては
「遠いので最寄りのサービス拠点からの対応が遅い」
「そもそも地域にサービス拠点がない(離島など)」
などの理由でサポートを受けられない可能性があります。
大手メーカーであればあるほどそうした心配は少ないので
田舎の場合は、サービス拠点の観点で大手メーカーがお勧めです。
逆に市街地の場合はあまり気にすることはありません。
親身さ
親身かどうかは、正直サービス契約してみないとわかりません。
カウンタ料金を支払っている限り
修理やメンテンナンス、消耗品のお届けに
関しては問題なしですが
修理サービスの敏速さ、丁寧さ、担当者の態度などは
契約時にはわかりませんから
考えても仕方ありませんね。。
「土日お休み」というスタンスが一般的ですが
「土曜日対応OK」という会社もあります。
まとめ
・重視すべき3つの観点は「安さ」「性能の良さ」「メンテ体制」
・「安さ」・・・適正なランクの機種と使用量に応じた適正なカウンタ料金
・「性能の良さ」・・・基本性能は大きく変わらない時代。
Mac、Adobeユーザーは注意。スキャンやアプリ連携で多少の違い。
・「メンテ体制」・・・「ド田舎」の場合だけ注意。市街地なら問題なし。
「土日休み」が大半